ハム23歳は「現ドラの希望」　1軍未出場→MVP＆首位打者…衝撃の4/8「ロマンがある」

日本ハム・水谷瞬が8号先頭打者弾…1番打者でチーム牽引

■楽天 7ー5 日本ハム（14日・楽天モバイルパーク）

　日本ハム・水谷瞬外野手が14日の楽天戦（楽天モバイル）で8号先頭打者弾を放った。昨年オフに現役ドラフトで加入し、交流戦でMVPに輝くなど存在感を放つ23歳。ファンは「覚醒がすぎる」「ロマンがありますね」「ポテンシャル半端じゃない」と声をあげている。

「1番・左翼」で出場した水谷は、左腕・早川が投じた146キロを左翼席に運んだ。初球を捉えた先頭打者弾。2試合連続の一発で今季本塁打は8本になった。8本塁打中、4発が先頭打者アーチだ。昨年まで在籍したソフトバンクでは5年間で1軍出場なし。新天地でしっかり足跡を残している。

　石見智翠館高から2018年ドラフト5位でソフトバンク入団。昨年の現役ドラフトで日本ハム移籍すると、大ブレークした。4月9日に初の1軍昇格を果たし、同11日のソフトバンク戦でプロ初安打初打点。同22日に抹消されるも5月21日に再昇格し、交流戦で打率.438（64打数28安打）をマーク。MVPに輝いた。再昇格後は1軍に定着し、試合前時点で打率.293（280打数82安打）、37打点、OPS.799をマークしている。

　パ・リーグ2位で、クライマックスシリーズ進出に歩を進めるチームに貢献する23歳。動画投稿サイトやSNSには「まじで華がある」「現ドラの希望」「来年は3割20本」「宝石のような水谷」「すげー」「めっちゃ打ってるな」とコメントが寄せられている。また、ソフトバンクの層の厚さに改めて驚くファンも。「強いわけだ」「すごすぎ」といった声もあった。