巨人・菅野、今季15勝の権利 7連勝中…6年ぶり3度目の“大台”到達なるか

中日戦に先発した巨人・菅野智之【写真:小林靖】
中日戦に先発した巨人・菅野智之【写真:小林靖】

中日戦に先発…試合前時点で14勝2敗、防御率1.60

■巨人 ー 中日(15日・東京ドーム)

 巨人・菅野智之投手が15日の中日戦(東京ドーム)に先発し、今季15勝目の権利を得た。7連勝中の右腕はこの日も好投。2018年以来、6年ぶり3度目の15勝以上に歩を進めている。

 菅野の勢いが衰えない。この日は3回まで無失点投球。3点リードの4回に石川昂の適時打で1点を許し、なおも1死二、三塁のピンチを招いたが、村松を三振、木下を中飛に抑えて最少失点でしのいだ。5回2死一、二塁の場面では細川を150キロで空振り三振に仕留め、マウンド上で吠えた。

 34歳右腕は7月21日の中日戦(バンテリンドーム)から負けなしの7連勝。今季成績を14勝2敗、防御率1.60としてこの日の試合に臨んだ。昨年は14登板で4勝8敗、防御率3.36と苦しんだが、12年目の今季は鮮やかに復活を遂げた。

 15勝に到達すれば、2017年の17勝、2018年の15勝に続いて自身3度目となる。4年ぶりリーグ優勝へひた走る巨人。復活したエースの存在は何よりも心強い。

※9月15日19時50分、一部を加筆・修正しました。お詫びして訂正いたします。

(Full-Count編集部)

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