中日・根尾が「えぐいやん」 2軍で圧倒の10K…起きる待望論「1軍でチャンスを」

中日・根尾昂【写真:矢口亨】
中日・根尾昂【写真:矢口亨】

根尾は16日の2軍・広島戦で7回10K1失点の好投

 中日・根尾昂投手は16日、ウエスタン・リーグ広島戦(由宇)に先発。7回108球を投げ、4安打10奪三振1失点の好投を見せた。2軍で着実に結果を残す右腕にファンも期待。「1軍でもう1度先発のチャンスあげてほしいな」「ここにきてえぐいやん「すげえ球投げてる」と声をあげている。

 根尾は初回に連打で無死一、二塁のピンチを招くも、これを切り抜けると2、3回は無安打投球。4回の2死満塁のピンチもしのぐなどスコアボードに0を並べた。7回に林晃汰内野手にソロを浴びたが、失点はこの1点だけ。毎回の10三振を奪った。

 大阪桐蔭から2018年ドラフト1位で入団した根尾は、2022年に投手へ転向。同年は25登板(1先発)で防御率3.41、昨年2登板(2先発)で同0.71、そして今年は3登板(1先発)で同9.39。まだ白星を手にしていない。

 しかし、2軍でここまで14登板(12先発)で4勝4敗。75回1/3を投げて71三振を奪い、防御率2.39と奮闘している。3回6失点で敗戦投手になった8月4日の広島戦を最後に1軍登板から遠ざかる24歳に“待望論”も沸き起こっている。

 SNSには「1軍のマウンド上がってほしいなぁ」「エグっ」「化けると思う」「新しい境地に至ってる」「来年とても楽しみ」「1軍で見たい」「ここにきてえぐいやん」「1軍で先発チャンスを与えるべき」と声が寄せられている。借金10で5位に沈む中日の今季残り試合は10。根尾に1軍登板機会は巡ってくるだろうか。

(Full-Count編集部)

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