大谷翔平、記録ラッシュの48号 アジア勢&DH最多記録…“侍J世界一の地”で塗り替えた歴史
敵地・マーリンズ戦で48号を放ち48-48に到達
【MLB】マーリンズ ー ドジャース(日本時間18日・マイアミ)
ドジャース・大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、敵地・マーリンズ戦に「1番・指名打者」で出場し、3回の第2打席で48号2ランを放った。前人未到の「48本塁打&48盗塁(48-48)」を達成したが、48号は他にも多数の記録を塗り替えた。
4点を追う3回1死一塁で右翼2階席まで飛ばした。打球速度105.3マイル(約169.5キロ)、飛距離402フィート(約122.5メートル)、角度32度の豪快弾に投手は天を仰いだ。
48号はメモリアルアーチだ。自身の日本人記録を塗り替え、さらにメジャー通算219号目。韓国出身のチュ・シンス(秋信守)を抜いてアジア出身者最多本塁打を更新した。また、2006年のデビッド・オルティスを抜き、指名打者としてのシーズン最多本塁打を更新した。
他にも野球日本代表「侍ジャパン」がWBC世界一に輝いたマーリンズの本拠地ローンデポ・パークでは初アーチ。日本選手最多を更新する30球場目のアーチで、残りはシチズンズバンク・パーク(フィリーズ)、グレートアメリカン・ボールパーク(レッズ)となった。
50-50まで残り2本塁打、2盗塁と迫る。48号は2004年のエイドリアン・ベルトレと並んで球団歴代2位。49号を放てば、2001年にショーン・グリーンが記録した球団記録に並ぶ。残り11試合。今後も記録ラッシュが続きそうだ。
(Full-Count編集部)