大谷翔平でもまだ超えられぬ“イチローの壁” 驚異の92.5%でも…立ちはだかる偉大な「56」

ドジャース・大谷翔平(左)とマリナーズ時代のイチロー氏【写真:ロイター、Getty Images】
ドジャース・大谷翔平(左)とマリナーズ時代のイチロー氏【写真:ロイター、Getty Images】

シーズン49盗塁で日本出身選手歴代2位…1位はイチロー氏の56

 ドジャースの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地・マーリンズ戦で今季49個目の盗塁を決めた。1シーズンでの盗塁は今季がキャリアハイとなっており、日本人のシーズン記録にはあと「7」に迫っている。

 初回先頭の第1打席で左前打で出塁すると、2番・ムーキー・ベッツ内野手の初球に6試合ぶり盗塁成功。デーブ・ロバーツ監督が2006年、パドレス時代に記録した日本出身選手歴代2位の49盗塁に並んだ。

 日本人選手のシーズン最多はイチローがメジャー1年目の2001年に記録した56盗塁。大谷はエンゼルス時代の2021年に記録した26盗塁がキャリアハイだったが、ドジャースへ移籍し、打者に専念している今季は、次々と盗塁を積み重ねている。

 驚異的なのは成功率で、7月23日(同24日)の本拠地・ジャイアンツ戦から26回連続成功。アウトになったのはたった4度で、盗塁成功率は「92.5%」だ。史上初の「48本塁打&49盗塁(48-49)」に到達し、夢の「50-50」へ残り10試合となっている。イチロー氏の56に到達するには10試合で7盗塁が必要になる。

 大谷の成功率の高さ、イチロー氏が残した数字にファンも改めて注目。「えぐすぎるよ」「これだけ走って盗塁成功率スゴすぎる」「イチローさんもバケモン」「大谷さん凄い、イチローさんも凄い」と反応していた。

(Full-Count編集部)

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