大谷翔平、イチロー以来の50盗塁 弾丸二塁打→三盗成功に敵地喝采…50-50へ残り2HR
敵地・マーリンズ戦に「1番・DH」で出場
【MLB】マーリンズ ー ドジャース(日本時間20日・マイアミ)
ドジャース・大谷翔平投手が19日(日本時間20日)、敵地・マーリンズ戦に「1番・指名打者」で出場。初回の第1打席でフェンス直撃の二塁打を放った。さらに三盗も成功させ、今季50個目の盗塁を決めた。
カブレラのチェンジアップを捉えた。初速114.6マイル(約184.4キロ)で飛び出た打球は右翼フェンスに直撃。惜しくも49号とはいかなかったが、4番スミスの打席で2戦連続盗塁を決めた。日本出身選手では2006年のデーブ・ロバーツ(ドジャース監督)の49盗塁を抜き歴代2位となった。2001年に56盗塁をマークしたイチロー氏以来、史上2人目となる大台。年間52個ペースとなった。
50盗塁を達成すると、大谷は何度も頷き自ら拍手。敵地にも関わらず球場は大喝采だった。その後、スミスの右犠飛で生還し、120得点に到達した。盗塁は7月23日(同24日)の本拠地・ジャイアンツ戦から27回連続成功となった。アウトになったのは4度。盗塁成功率は驚異の92.6%だ。
試合前時点で打率.287(リーグ9位)、170安打(同3位)、49盗塁(同2位)をマーク。110打点、119得点、48本塁打、長打率.607、OPS.978でリーグトップを走る。
「50-50」達成まで残り2本塁打。いよいよカウントダウンとなった。