“51-51”でも…大谷翔平の年俸は2.8億円 米記者“リマインド”「史上最高の契約」
大谷は10年7億ドルで契約も…97%が後払い
【MLB】ドジャース 20ー4 マーリンズ(日本時間20日・マイアミ)
ドジャース・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地・マーリンズ戦に「1番・指名打者」で出場し、3打席連発を含む6安打10打点2盗塁の大活躍を見せた。前人未到の「50本塁打&50盗塁(50-50)」を超えて「51-51」まで数字を更新。球史に残る活躍を見せるなかで、今季の“コスパ”ぶりに米記者が注目している。
空前絶後の爆発で歴史を塗り替えた。大谷は初回の第1打席で右中間二塁打を放ち、その後に三盗を成功させて今季50盗塁。2回には右前適時打から51盗塁目を決めた。6回1死二塁で立った第4打席では右翼スタンドへ49号2ラン。そして7回の第5打席では逆方向へ50号を叩き込んだ。さらに9回2死一、二塁、球場全体がMVPコールに包まれる中、右翼席へ51号を放った。これで1試合3HR6安打10打点を達成。場内は割れんばかりの歓声が巻き起こった。
日米メディアが1打席1打席をこぞって速報する中、米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者も自身のX(旧ツイッター)に何度も投稿。50号を放った後は「50-50の唯一の会員。恐らくすぐに55-55も創設するだろう」。3打席連発を放つと「MLB史上、攻撃面で最も最高のパフォーマンスの1つ」と脱帽した。さらに試合後には、大谷の“意外な一面”にも注目した。
「そういえばリマインドだけど……ショウヘイ・オオタニは6800万ドル(約96億円)を後払いにしていて、今季の年俸は200万ドル(約2億8000万円)。メジャー史上最高の契約だ」
大谷は昨年12月にドジャースとプロスポーツ史上最高額となる10年総額7億ドル(約997億円)で契約に合意。大谷の提案で年俸の97%にあたる6億8000万ドル(約960億円)が後払いとなり、今後10年間の年俸はわずか200万ドル(約2億8000万円)という異例の契約内容だった。移籍1年目から前人未到の活躍を見せ、3度目のMVP受賞も濃厚。それゆえに、頭がバグる超超低年俸ぶりに改めて注目したようだ。
(Full-Count編集部)