大谷翔平、ド軍にまた新たな歴史 掘り起こした94年前の偉業…劇的53号で築いた「94」

53号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
53号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷は53号を放ち、今季長打数が94…1930年のド軍記録に並んだ

【MLB】ドジャース 6ー5 ロッキーズ(日本時間23日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)の本拠地・ロッキーズ戦で1点を追う9回に同点53号ソロ。続くムーキー・ベッツ内野手が19号を放ち、ドジャースが劇的サヨナラ勝ちを収めた。大谷の今季長打数はこれで94。球団タイ記録になった。

 1点差の9回、大谷が衝撃の53号を放った。右中間へ同点アーチ。球速度114.7マイル(約184.6キロ)、飛距離432フィート(約131.7メートル)、角度20度の豪快アーチ。大谷は吠えながらダイヤモンドをまわった。

 これで今季53本塁打、7三塁打、34二塁打。長打数は94になった。球団公式ブログ「ドジャー・インサイダー」は「ショウヘイ・オオタニは9回のホームランで今シーズンの長打数が94となり、ベーブ・ハーマン(1930年)と並ぶ球団記録となった」と伝えた。

 ハーマンは同年、35本塁打、11三塁打、48二塁打をマークしていた。今季レギュラーシーズンは残り6試合ある。ドジャース移籍1年目で、長打数においても新たな歴史を作ることが確実な状況になっている。

(Full-Count編集部)

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