悔やまれた大谷翔平への“おかわり”「5つ目が回ってきた」　自滅に敵将反省

9回無死から右中間へ同点の53号ソロ＆2盗塁を決め「53-55」到達

【MLB】ドジャース 6ー5 ロッキーズ（日本時間23日・ロサンゼルス）

　ドジャースの大谷翔平投手は22日（日本時間23日）、本拠地で行われたロッキーズ戦で53号ソロを放つなど5打数4安打1打点2盗塁。「53本塁打＆55盗塁（53-55）」に到達した。ロッキーズのバド・ブラック監督も「彼はスーパースターだ。素晴らしい選手だ」と脱帽だった。

　1点を追う9回無死。大谷がカウント2-1からの4球目、右腕ハルボーセンの低めのスプリットを右中間席に運ぶ2試合ぶりの53号ソロ。雄叫びをあげながらダイヤモンドを回ると、本拠地の興奮が冷めやらぬ中ベッツがサヨナラ弾を放ち、劇的勝利を飾った。

　最大4点リードを守れなかったブラック監督は「50発以上打っている。ドジャースは本塁打を打つチームだ」と称えるしかなかった。ベッツについても「もう1人のスーパースターだ。殿堂入りする可能性を持つもう1人の選手。我々の投球面は多くの面で学習経験だ。終盤で四球が多すぎたことで、オオタニとベッツに5打席目が回ってきた」。計6四球の投手陣には反省を促した。

　大谷は、3回1死一塁から右前打で出塁すると、ベッツの4球目に二盗に成功した。7回1死でも右前打を放ち、ベッツの打席で二盗。7月25日（同26日）のジャイアンツ戦から32連続成功で、盗塁成功率は93.2％だ。走って打っての躍動でチームに勝利を呼び込んだ。

（Full-Count編集部）