ロッテ石川慎が古巣巨人戦で大暴れ…接戦制す 西武は連敗4でストップ…23日ファーム結果

ロッテ・石川慎吾【写真:荒川祐史】
ロッテ・石川慎吾【写真:荒川祐史】

西武はCAR3219フィールド最終戦で勝利

 パ・リーグ球団主催のファーム公式戦は23日、2試合が行われた。ロッテは佐倉市・長嶋茂雄記念岩名球場で行われた巨人とのイースタン・リーグ公式戦に3-2で勝利した。

 先発・田中楓基投手は初回、2死満塁のピンチを背負うと、暴投と押し出し四球で2失点。2回からは高野脩汰投手が登板し、5イニングを70球2安打1四球7奪三振無失点に抑える好投を見せる。一方の打線は4回、石川慎吾外野手の適時二塁打で1点を返す。7回には菅野剛士選手の安打などで1死2、3塁の好機を演出し、松石信八内野手の犠飛で同点に追い付いた。

 さらに8回、石川慎の適時打で勝ち越しに成功。1点リードの9回表は澤田圭佑投手が締めた。終盤にチャンスをものにしたロッテが勝利。救援陣は、高野が5回無失点、中村稔弥投手、西村天裕投手、澤田投手が無安打無失点リレーを披露した。

 西武はCAR3219フィールドで行われたヤクルトとのイースタン・リーグ公式戦に6-3で勝利。本拠地での今季最終戦を白星で飾り、連敗を4で止めた。

 先発の平井克典投手は初回に先制を許すも、2回には3者連続三振で相手打線を封じるなど、5回70球3安打2四死球4奪三振1失点で降板した。一方の打線は初回、陽川尚将外野手が2点適時二塁打を放ち、すぐさま逆転に成功。2回には蛭間拓哉外野手の適時打で1点を追加した。

 6回は、公式戦初登板となったシンクレア投手が無失点。7回に大曲錬投手が2失点で同点に追い付かれるも、直後に金子功児内野手の適時打で勝ち越しに成功した。8回以降はブルペンが無失点リレーを披露し、6-3で勝利した。

(「パ・リーグ インサイト」谷島弘紀)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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