中日21歳は「来年2桁勝ちそう」 7月支配下→止まらぬ進化…“0/20”に衝撃「エグイな」

中日・松木平優太【写真:小林靖】
中日・松木平優太【写真:小林靖】

中日・松木平はバンテリンドームで20回無失点の無双

 中日の4年目右腕・松木平優太投手が23日の広島戦(バンテリンドーム)に先発し、7回1安打無失点の快投で今季2勝目(3敗)を挙げた。今年7月8日に支配下登録され、結果を残す21歳にファンは歓喜。「来年2桁勝ちそう」「すごい成長」と声をあげている。

 21歳右腕が許した安打は、2回の坂倉の左前打だけ。7回106球を投げてスコアボードに0を並べた。試合は1-0で勝利。6回に石川昂弥内野手の適時二塁打で得た1点を、4投手の継投で守り切った。松木平にとっては7月31日のヤクルト戦(バンテリンドーム)以来のプロ2勝目だった。

 2020年育成ドラフト3位で精華高から入団した右腕は、今年7月8日に支配下昇格。7月10日のDeNA戦(横浜)で1軍デビューし、ここまで7登板で2勝3敗、防御率3.80の成績を残している。2軍では15登板で10勝3敗、防御率1.69、勝率.769。勝利数はウエスタン・リーグで1位タイ、防御率&勝率は単独トップだ。

 セイバーメトリクスの指標を用いて分析などを行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)のデータによると、チェンジアップによる失点増減の合計「wCH」は2軍で6.1。2位の高数値だ。1軍でも2.7。40投球回上の投手でリーグ7位となっている。

 バンテリンドームで無類の強さを誇る。3登板で2勝無敗。20回を投げて9安打14奪三振無失点としている。被打率.145、WHIP0.85。本拠地を得意とするのは大きな強みだろう。

 12勝、防御率1.28の高橋宏斗投手とは同期で同学年。来季へ向けファンの期待も高まる。「来年は宏斗と松木平で勝ちまくって」「エグイな」「ドンドン頼もしくなって」「進化したな~」「来年はローテの中心」とSNSにはコメントが寄せられている。

(Full-Count編集部)

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