ジャッジ、4戦連発の57号もヤ軍また優勝お預け 大谷翔平に4本差…142打点で2冠独走

57号2ランを放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:Getty Images】
57号2ランを放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:Getty Images】

本拠地・オリオールズ戦に「3番・中堅」で先発出場

【MLB】オリオールズ 9ー7 ヤンキース(日本時間26日・ニューヨーク)

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が25日(日本時間26日)、本拠地で行われたオリオールズ戦に「3番・中堅」で先発出場し、4試合連続となる57号2ランを放った。ナ・リーグトップで現在53本塁打のドジャース・大谷翔平投手に4本差とした。チームは7-9で敗れ、地区優勝はお預けとなった。

 スターの豪快弾に本拠地は大興奮だ。9回1死一、三塁で迎えた第5打席。ボウマンのスイーパーを捉えた。左中間にあるブルペンへ打球速度112.7マイル(約181.4キロ)、飛距離412フィート(約125.6メートル)、角度33度の一発。球場が大歓声に包まれた。打点を142まで伸ばした。シーズン140打点以上が記録されるのは、メジャー全体でも2009年以降で初となっている。

 8月26日(同27日)から9月12日(同13日)まで、自己最長タイの16試合連続本塁打なしを味わったが、13日(同14日)のレッドソックス戦で52号を放って“脱出”。21日(同22日)の敵地・アスレチックス戦から4戦連発でアーチをかけた。

 試合前の時点では打率.323(リーグ3位)、56本塁打(同1位)、139打点(同1位)。リーグの本塁打&打点王レースでは独走態勢を築き、2冠をほぼ手中にしている。2022年に自身が打ち立てたア・リーグ記録の62本に、どこまで迫れるだろうか。

【実際の映像】変化球を軽々と…本拠地総立ち ジャッジの衝撃、4戦連発57号

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY