大谷翔平が叩きだす史上最高「8.5」 打撃だけで“二刀流超え”の可能性も

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

2021年に二刀流で記録した9.0に並ぶ可能性も

 ドジャースの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)の本拠地・パドレス戦で3打数1安打だった。初回に二塁打を放ち、相手のミスの間に先取点のホームを踏んだ。米野球データサイト「ベースボール・リファレンス」が算出するWARは0.1上昇して8.5となった。

 WARとは、どれだけチームの勝利を増やしたかを表すセイバーメトリクスの指標で、シーズンMVPを選ぶ上でも重要視されている数字だ。大谷は指名打者のため、打撃だけで数値を積み上げてリーグ1位だ。

 シーズンの65%以上を指名打者として出場した選手の歴代最高は、最も活躍した指名打者に贈られる「エドガー・マルティネス賞」の名前にもなっているマルティネスが1995年に記録した「7.0」。大谷は今季歴代最高記録を更新することはほぼ確実で、マルティネスも獲れなかった史上初となる指名打者のMVPに期待がかかる。

 大谷は21日(同22日)に8.1、23日(日本時間24日)時点で8.4と、徐々に数値を上げており、残り5試合の活躍次第では9に到達する可能性もある。大谷は9勝&46本塁打をマークした2021年のWARが9.0だったため、打者だけでその数値に追いつく可能性もある。

(Full-Count編集部)

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