大谷翔平、23年ぶりシーズン400塁打達成 松井裕樹から左二塁打…3安打で地区優勝へ邁進
同点の第4打席で勝ち越し打
【MLB】ドジャース ー パドレス(日本時間27日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠地・パドレス戦に「1番・指名打者」で先発出場し、第5打席で松井裕樹投手から左二塁打を放った。3試合ぶり13度目の1試合3安打で史上19人目の400塁打を達成した。
良い当たりとはいかなかったが、松井の外角低めスライダーを左前に落とした。そのまま激走で二塁に到達。2001年のサミー・ソーサ(425)、ルイス・ゴンザレス(419)、バリー・ボンズ(411)、トッド・ヘルトン(402)以来23年ぶり19人目(30度目)の400塁打に到達した。
初回は遊ゴロ、3回は一ゴロだった。2点を追う6回の第3打席は右前打で出塁。打球速度102.8マイル(約165.4キロ)の強烈な当たりで本拠地を沸かせたが、後続打者が倒れ、大谷は生還することができず、盗塁機会もなかった。同点に追いつき、なおも7回1死一、二塁で迎えた第4打席では右前へ勝ち越し打。相手の送球ミスで進んだ二塁ベース上で吠えた。その後、ベッツの適時打で生還した。
前日25日(同26日)のパドレス戦では3打数2安打、2打点、1盗塁でチームの勝利に貢献。中前適時打で出塁した6回には二盗を成功。2001年にイチロー氏が記録した日本人選手最多のシーズン56盗塁に並んでいた。
盗塁は7月23日(同24日)の本拠地・ジャイアンツ戦から33連続で決めており、成功率は93.3%と高い数値を誇っている。現在は53本塁打&56盗塁の「53-56」をマーク。この試合を含め、どこまで数字を伸ばしていくのか注目される。