大谷翔平54号、敵地で異例のMVPコール 特大弾にコロラド熱狂…54-57に大歓声
9月は10本目のHR…メジャートップ58本のジャッジとは4本差
【MLB】ロッキーズ ー ドジャース(日本時間28日・デンバー)
ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)の敵地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、4試合ぶりの54号3ランを放った。更新を続けるメジャー記録を「54本塁打&57盗塁(54-57)」とし、敵地でも異例のMVPコールが沸き起こった。
地区優勝を果たした翌日の一戦で、大谷が一発を放った。6回無死一、三塁の第4打席で打った瞬間の豪快弾。打球速度103.4マイル(約166.4キロ)、飛距離436フィート(約132.9メートル)、角度34度の一発だった。
ダイヤモンドを1周すると敵地にも関わらず、特大MVPコールが沸き起こった。異次元の活躍にコロラド州デンバーも大熱狂だった。
9月はすさまじい数字を残している。試合前時点で打率.376(93打数35安打)、9本塁打、28打点、13盗塁、OPS1.211。25、26日(同26、同27日)のパドレス戦ではいずれも決勝タイムリーを放ち、3年連続22度目の地区優勝に貢献した。メジャーでは23年ぶり史上19人目のシーズン400塁打も達成した。