大谷翔平が週間MVP受賞 驚異の打率.520…2週連続11度目の選出、機構発表

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター

打率.520&4盗塁…2週連続受賞は2022年のジャッジ以来

 メジャーリーグ機構(MLB)は9月30日(日本時間10月1日)、9月22日〜29日(同23日〜30日)の期間の週間MVPを発表。ナ・リーグはドジャースの大谷翔平投手が今季4度目、ア・リーグはガーディアンズのホセ・ラミレス内野手が初受賞した。

 大谷は9月27日(同28日)の敵地・ロッキーズ戦で4安打4打点をマーク。期間で打率.520(25打数13安打)、1本塁打7打点、4盗塁をマーク。安打、二塁打、盗塁でメジャートップタイだった。週間MVPは9月22日(同23日)に受賞して以来2週連続、自身11度目の選出となった。

 2週連続での受賞は2022年7月25日(同26日)、8月1日(同2日)にアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)が受賞して以来。ナ・リーグでは2020年8月24、30日(同25、31日)にマニー・マチャド内野手(パドレス)が受賞して以来となる。11回以上の受賞は史上15人目。

 両リーグで3度以上の受賞は史上8人目。通算435本塁打のカルロス・ベルトラン(ア4度、ナ6度)、通算317本塁打のエイドリアン・ゴンザレス(ア3度、ナ5度)、通算342本塁打のマニー・マチャド(ア4度、ナ4度)、通算583本塁打のマーク・マグワイア(ア5度、ナ5度)、通算2743安打のアル・オリバー(ア3度、ナ5度)、通算509本塁打のゲーリー・シェフィールド(ア3度、ナ9度)。殿堂入りのブラディミール・ゲレーロ(ア3回、ナ7回)が名を連ねている。

 今季は159試合に出場し、打率.310。54本塁打130打点、59盗塁、OPS1.036をマーク。史上初の「50本塁打&50盗塁(50-50)」を達成し、2年連続両リーグでの本塁打王と自身初の打点王をほぼ確実にしている。首位打者こそ逃したが、歴史的なシーズンの最終週をMVPで締め括った。

 ラミレスは同期間で打率.500(14打数7安打)、2本塁打6打点1盗塁をマークし、通算7度目の受賞を果たした。9月29日(同30日)のアストロズとのシーズン最終戦が悪天候で中止となり、史上7人目の40-40にあと1本塁打届かなかったが、打率.279、39本塁打、118打点、41盗塁とキャリアハイの成績を収めた。

(Full-Count編集部)

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