大谷翔平、止まらぬド軍への恩恵　移籍後も1位…米衝撃の経済効果「また史上初をリストに」

ユニホームの売り上げランキングで2年連続1位

　メジャーリーグ機構（MLB）は30日（日本時間1日）、ユニホームの売り上げランキングを発表し、ドジャース・大谷翔平投手は2年連続で1位に輝いた。ドジャース移籍後も大きな影響力。「彼は超人で謙虚だからだ。みんな応援するよ」とファンも注目していた。

　大谷は昨年9月末に発表された昨年の売り上げランキングで、日本選手として初めてトップに。今年7月のオールスター戦前に発表された“中間ランキング”でも1位に輝いていた。

　ドジャースに10年7億ドル（約1006億円）で加入した今季、移籍後から球団と契約する日系企業が殺到するなど“大谷効果”が話題になっていた。関西大学の宮本勝浩名誉教授によると、大谷のドジャース移籍による経済効果は1年で533億5200万円とされている。

　2年連続の快挙を海外メディアも報じた。カナダ紙「トロント・スター」のレポーターを務めるマーク・コレイ氏は「国際的なスーパースターのショウヘイ・オオタニが2年連続1位を獲得することは、予想できたことだった」と綴った。米メディア「CBSスポーツ」のザッカリー・ペレレス記者は「レギュラーシーズンが終了したが、彼はまた“初”をリストに加えた。でも、今回は史上初となる2回目だ」と称賛していた。

　今季、打率.310、54本塁打130打点、59盗塁をマークし、史上初の「50本塁打＆50盗塁（50-50）」を達成。リーグ独走で本塁打王と打点王に輝いた。大谷がドジャースに与え続ける恩恵に、ファンも注目。「驚きはない」「2034年まで続く」と様々な声が寄せられた。

（Full-Count編集部）