大谷翔平、初の偉業も「3」は1つだけ　異次元成績にSNSツッコミ「おまけみたい」

打率.310、54本塁打59盗塁でトリプルスリー達成

　ドジャースの大谷翔平投手は今季、打率.310、54本塁打、59盗塁をマークし、日本人初となるトリプルスリーを達成した。30本塁打、30盗塁を大きく上回っての記録達成にツッコミが殺到。SNSでは「どこ見てもスリーは1個しか無いじゃないか」「トリプルスリーなのに3ひとつしかないじゃん」「トリプルスリーがおまけみたいに感じてしまう」とコメントが寄せられた。

　トリプルスリーとは1シーズンで打率3割、30本塁打、30盗塁を達成することでNPBでは過去10人が達成している。そのうち、1950年の別当薫のみが打率.335、43本塁打、34盗塁で唯一の40本。他の選手は全て本塁打、盗塁ともに30台だ。

　そもそもメジャーリーグではトリプルスリーの概念はなく、30-30クラブ（30本塁打＆30盗塁）、40-40クラブなどと本塁打と盗塁数が注目を浴びる。大谷は今季、史上初の50-50を達成。その数字を54-59まで伸ばしてシーズンを終えた。

　日本人として初のトリプルスリーを達成も「3」がつくのは打率.310のみ。本塁打と盗塁は30台を大きく上回っての達成となった。SNSでは「シーズン終わってみたらなんかトリプルスリーでしたみたいにおまけ扱いなのが本当に異常」「トリプルスリーって単語作った人はそこまでの成績を想定してない」とツッコミが殺到した。

（Full-Count編集部）