周東佑京らが披露…大胆不敵なセーフティバント　ファンを沸かせた意表突いた美技の数々

パ・リーグTVが意表をついたセーフティバントの動画を公開

　奇襲のセーフティバントで不意を突かれた相手は驚き、球場はどよめきが湧き起こる。「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネルは「意表を突くセーフティハ゛ントまとめ」を公開。パ・リーグスピードスターが見せた大胆不敵な攻撃の数々を振り返った。

　ムダのない動きで決めきるのが印象的なのはソフトバンクの周東佑京内野手と楽天・小深田大翔内野手だ。そもそもセーフティバントは意表をつく作戦とはいえ、俊足ぶりが知られていれば警戒される場面も少なくないはず。それでも絶妙なところへ打球を転がし、あっという間に一塁を駆け抜けていく周東は鮮やかさが光る。一方、荒天でも冷静に仕掛けていく小深田の職人ぶりも見事だ。

　ブレーク中の若手も、出塁するべくアイデアで挑んでいる。日本ハム・田宮裕涼捕手は今季キャリア最多の100試合以上に出場し強肩、巧打、そして俊足という新しい捕手像を示している。そんな田宮も執念のバント安打で出塁を決めている。

　同じく今季出場機会を大きく増やしたロッテ・小川龍成、友杉篤輝両内野手も小技が売り。三塁線へバントした小川はヘッドスライディングでセーフをもぎ取り、喝采を浴びるシーンは、見ているこちらも胸が熱くなる。

　状況判断、バントを決めきる技術、何にも勝るスピード……。そんな勇気のいるプレーともいえるセーフティバントを選択し、成功させる選手たちの技術の高さには脱帽せざるを得ない。

（「パ・リーグ インサイト」編集部）

（記事提供：パ・リーグ インサイト）