DeNA大量10選手、阪神は5選手を戦力外に 2軍でタイトル獲得も“なかった”来季…1日の去就
阪神とDeNAが戦力外を発表
9月30日から第1次戦力外通告期間が始まり、2日目の10月1日は阪神とDeNAの2球団が戦力外を発表した。阪神は加治屋蓮投手、岩田将貴投手、片山雄哉捕手、遠藤成内野手、高濱祐仁外野手の5選手に来季の契約を結ばないことを通知したと発表した。
加治屋は2013年ドラフト1位でソフトバンクに入団。2020年オフに戦力外となり阪神に加入した。2023年には開幕から23試合連続無失点を記録するなど、51試合登板で防御率2.56、16ホールドをマーク。リーグ優勝と日本一に貢献した。ただ、今季は13試合登板で、防御率4.50だった。
遠藤は2019年ドラフト4位で入団。今季はウエスタン・リーグでトップの出塁率.392、リーグ2位の30盗塁と飛躍したものの、プロ生活5年間で1軍での出場機会に恵まれなかった。
DeNAは大田泰示外野手、大和内野手、西浦直亨内野手、三浦銀二投手、高田琢登投手、楠本泰史外野手、育成のウィルニー・モロン投手、アレクサンダー・マルティネス投手、小深田大地内野手、村川凪外野手の計10選手に戦力外通告を行った。
大田は2008年ドラフト1位で巨人に入団。2017年からは日本ハムに移籍し、2019年には20本塁打を記録。2020年にはゴールデン・グラブ賞を獲得したが、2021年オフに自由契約となり2022年からはDeNAでプレーしていた。34歳の今季はここまで1軍戦の出場機会なし。プロ通算では907試合に出場して打率.259、84本塁打、343打点の成績を残している。
また、DeNAは嶋村一輝2軍打撃コーチと鶴岡一成2軍バッテリーコーチの退団を発表。DeNAのファームは9月28日、大洋時代の1982年以来42年ぶり4度目のイースタン・リーグを制覇したばかりだった。
(Full-Count編集部)