大谷翔平が成し遂げた113年ぶり快挙 “伝説の4割打者”以来…驚愕の「.600&50」

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷は、1911年のタイ・カッブ以来となる「長打率.600以上&50盗塁以上」

 ドジャースの大谷翔平投手は今季、54本塁打&130打点で2冠に輝いた他、134得点、411塁打、出塁率.390、長打率.646、OPS1.036など軒並みリーグ1位。さらに空前の「54本塁打&59盗塁(54-59)」をマークするなど、異次元の活躍で地区優勝の立役者となった。米放送局「MLBネットワーク」によると、「長打率.600以上&50盗塁以上」は、球聖と称されたタイ・カッブが1911年に記録して以来、113年ぶりの快挙だという。

 同局はX(旧ツイッター)で大谷の成績に言及。「ショウヘイ・オオタニはタイ・カッブ(1911年)に続き、MLB史上唯一、1シーズンで50盗塁以上を記録し、長打率.600 を達成した選手となった」と綴った。さらに「オオタニは411塁打でシーズンを終えた。バリー・ボンズが73本塁打を打った2001年シーズンと同じ数字だ!」と記した。

 終身打率.366、12度の首位打者など多くの伝説を残しているカッブは、1911年に自己最高打率の.419を記録した他、83盗塁、長打率.620をマークした。今年の大谷は59盗塁、長打率.646。113年ぶりに歴史を掘り起こしたことになる。

 さらに塁打では、ボンズがメジャー最多の73発を放った年と同じだった。今年の大谷がいかにすごかったかが分かる。5日(日本時間6日)に始まる地区シリーズではパドレスと対戦。初のプレーオフでどんな打棒を披露するだろうか。

(Full-Count編集部)

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