ジャッジが「絶対に勝っている」 “大谷が格上”を完全否定…強気な米報道「信じられない」

ヤンキースのアーロン・ジャッジ(左)とドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ヤンキースのアーロン・ジャッジ(左)とドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

米メディア「ESPNラジオ」の番組が投稿

 ドジャース・大谷翔平投手とヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手の“格”めぐる論争がうずまいている。米のラジオ番組が、MVPが1つなら「ジャッジが絶対に勝っている」など持論を展開していた。

 米メディア「ESPNラジオ」が9月28日(日本時間29日)に公式X(旧ツイッター)に投稿した番組「ゲット・アップ」で、コンテンツプロデューサーを務めるポール・ヘンベキデス氏が熱弁をふるった。

「もし、各リーグに1つずつではなく、MVPがMLBで1つだったら、アーロン・ジャッジが絶対に勝っているでしょう。ショウヘイ・オオタニの方がより価値のあるシーズンを送ったと考えているネット上とかその他の人たちのことが、私には信じられません」

 大谷が史上初の「50本塁打&50盗塁(50-50)」をクリアしたことに「私は理解していますよ。初めてのことですからね」と敬意は示した。しかし、「はっきりさせておくと、今のアーロン・ジャッジの打撃成績は、MLBの歴史でトップ10か12のうちの1つです。オオタニだけでなく、文字通り球界の他の全ての選手よりも、大幅に多くの価値を生み出しています」と力説した。

 ジャッジは今季、大谷よりも4本多いメジャートップの58本塁打をマーク。144打点は14点差をつけていた。また打率.322に対し大谷は同.310だった。一方で大谷は99長打、411塁打、59盗塁でジャッジを上回っていた。大谷、ジャッジが両リーグでそれぞれ異次元の活躍ぶりを披露したことで、両選手を対比する“論争”が噴出している。

(Full-Count編集部)

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