大谷翔平、自身初のPOは「楽しみの方が大きい」 緊張感は「No」…英語回答に場内笑顔

会見に出席したドジャース・大谷翔平【写真:小谷真弥】
会見に出席したドジャース・大谷翔平【写真:小谷真弥】

メジャー7年目で初の大舞台

 ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)からパドレスとの地区シリーズに臨む。4日(同5日)に本拠地・ドジャースタジアム内で前日会見。メジャー7年目で初のポストシーズンへ向け、「初めてなので、WBCとは違う。第1打席を大事に入りたい」と気を引き締めた。また、初の大舞台での緊張を聞かれた際は「No」と通訳を介さず英語で回答し、笑いが起きる場面もあった。

 大谷は54本塁打、130打点でリーグ2冠を獲得。日本人シーズン最多となる59盗塁を決め、前人未到の「54本塁打&59盗塁(54-59)」の快記録をマークした。昨年9月に受けた右肘手術のリハビリは順調そのものだが、ブランドン・ゴームスGMは「我々はポストシーズンで投げるとは思っていない」と明らかにしている。エンゼルス時代は縁がなかったポストシーズンの大舞台には、打者に専念する。

 自身が待ち望んだ大舞台。米記者から初のポストシーズンで緊張しているかと聞かれると、通訳のウィル・アイアトン氏を通さず「No(ないですね)」と即答。会見場には笑いが起きた。大谷は「小さい頃からプレーしたいと思っていた。楽しみの方が大きいですかね」と緊張はないと強調した。

 一方で「ドジャースが優勝した時も見ていた。手術明けで病室で見ていたのも覚えています。悔しい思いのほうが強い」と、過去6年間出場できなかったポストシーズンへの悔しさも口にした。

 地区シリーズの相手は同じナ・リーグ西地区のパドレス。レギュラーシーズンの対戦成績は5勝8敗と負け越している。「ここまで来るとシーズンの成績、数字は意味がない。自分の調子を維持すること、気持ちを切らさずに過ごしていきたい」と話している。6日(同7日)の第2戦ではダルビッシュ有投手と対戦する。激しいバトルとなりそうだ。

(Full-Count編集部)

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