ジャッジの“POに弱い説”は「大袈裟だ」 米メディアの擁護も…ファン反論「馬鹿げている」

ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】
ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

ジャッジのPOでの成績めぐり米メディアが持論

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手をめぐる“議論”が米国内でうずまいている。レギュラーシーズンと比較し、ポストシーズンでは活躍していないという酷評に対し米メディアが「大袈裟だ」と指摘。それに対しファンは「まったく誇張されていない」などと“反論”している。

 米メディア「ジョムボーイ・メディア」のヤンキース専門アカウント「トーキン・ヤンクス」が「ジャッジはプレーオフで酷いという議論は誇張されている」とタイトルをつけて投稿。番組司会者で同メディア創設者のジミー・オブライエン氏は「ジャッジのポストシーズンでのプレーが酷いという声は、必要以上に(大きな声で)叫ばれていると私は思っている」と持論を述べた。

「ポストシーズンにおける特定のシリーズでは、ジャッジは時折素晴らしい活躍をしている。彼が全く活躍をしていないというわけではない。2022年は打数はたくさんあったが、(相手投手がジャッジとの対戦を余儀なくする程)いい打者が背後にいなかった。そこで彼はうまくいかなかった」

 さらにOPS1.065だった2017年のア・リーグ優勝決定シリーズや2018年のア・リーグ地区シリーズとワイルドカードではOPS1.447だったことに言及。「最近は確かに酷いのは認めるが、ポストシーズンで全くやり遂げたことがない男というわけではないんだ」と“擁護”した。

 オブライエン氏の発言に対し、ファンもヒートアップ。SNSには「彼のOPSは、ポストシーズンではレギュラーシーズンより.300は落ちる」「馬鹿げている」「全く誇張されていないぞ」「誇張ではない、単なる事実だ」「誇張されてはいない、ジャッジはポストシーズンで総合的に見て良くない」「彼は活躍しなきゃダメ。MLBのMVP。プレーオフで活躍しないとね」「ジャッジのことは好きだけど、これは全く大袈裟なことではない」といったコメントが並んでいた。

 ジャッジはプレーオフで計45試合に出場し、打率.206(175打数36安打)、13本塁打、25打点、OPS.758。5日(日本時間6日)のロイヤルズとのプレーオフ初戦では4打数無安打3三振だった。

(Full-Count編集部)

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