広島26歳は「ジャパンの正捕手」 球宴満弾で一気覚醒→後半戦トップ.325は「やるやん」

広島・坂倉将吾【写真:矢口亨】
広島・坂倉将吾【写真:矢口亨】

広島・坂倉は後半戦でリーグトップの打率をマークした

 シーズン8年目のレギュラーシーズンを終えた広島・坂倉将吾捕手の躍動が光った。春先は打率1割台に低迷する時期もあったが、後半戦に限ればセ・リーグトップの打率.325と巻き返し、ファンからは「ジャパンの正捕手決まった」「そんなに打ってたんか」といった声が寄せられている。

 26歳の坂倉はシーズンを通して1軍でプレー。捕手で64試合、一塁手では49試合に先発出場した。

 前半戦は打率.203、4本塁打、18打点とやや物足りない成績に甘んじた。しかし、7月24日の「マイナビオールスターゲーム2024」の第2戦で満塁弾を放ち、敢闘選手賞を獲得すると後半戦もそのまま勢いにのった。

 後半戦は237打数77安打で打率.325、8本塁打、26打点と躍動した。後半戦に限ると打率はセ・リーグでトップの数字となった。シーズンを通しては打率.279、12本塁打、44打点だった。

 坂倉の奮闘ぶりにファンからは「やるやん」「代表に選ばれて」「よくやった」「有望」「来年は3割2桁」「オールスターで覚醒」「逸材だと知ってる」といった声があがっていた。チームは今季、9月にまさかの失速で首位から4位に転落してシーズンを終えたが、来季も主力としての期待を寄せていた。

(Full-Count編集部)

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