32歳元ドラ1は「なぜ戦力外?」 阪神で昨年51登板→2軍で無双の0.68「全然いけると思う」

阪神・加治屋蓮【写真:矢口亨】
阪神・加治屋蓮【写真:矢口亨】

2013年鷹ドラ1の加治屋蓮は戦力外経て2021年に阪神へ…昨年は51登板

 阪神は今月1日、5選手に戦力外を通告したと発表した。その1人が加治屋蓮投手で、昨季は51試合に登板して優勝に貢献した。今季も2軍では無双投球を披露しており、「まだやれる、疑いの余地なし」「全然復活する気配ある」とファンは声をあげている。

 加治屋は福島高(宮崎)を経て、JR九州から2013年ドラフト1位でソフトバンク入団。2018年には72試合に登板し、オールスターにも出場した。6登板に終わった2020年オフに戦力外通告を受け、阪神に入団した。

 2022年に39登板で防御率2.43。昨年は51登板で開幕から23試合連続無失点を記録するなど、51登板で防御率2.56、16ホールドをマークして優勝に貢献した。日本シリーズでも2試合に登板し、防御率0.00。日本一にも貢献した。

 今季は13登板で2勝1ホールド、防御率4.50。7月29日に今季2度目の出場選手登録抹消となり、以降は1軍機会がなかった。一方で、2軍では圧倒的な成績を残した。29登板で2勝1敗2セーブ、防御率0.68。26回1/3を投げて、自責は僅か2だった。1イニング当たりの与四球+被安打を示す「WHIP」も0.99と高数値だった。

 32歳の行く末にファンも注目。SNSには「他球団は獲るべきでしょ」「まだイケる」「計算できる投手」「なぜ戦力外?」「全然いけると思う」「もう一花咲かせられる」とコメントが寄せられている。

(Full-Count編集部)

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