大谷人気にあやかりたい? ベテランも思わずジョーク…思い出の品に求めた“付加価値”

ドジャース・大谷翔平(左)とブレイク・トライネン【写真:荒川祐史、ロイター】
ドジャース・大谷翔平(左)とブレイク・トライネン【写真:荒川祐史、ロイター】

ド軍のトライネンが地区シリーズ第5戦の勝利球について語った

 ドジャース・大谷翔平投手の絶大なる人気に、同僚も思わずあやかっている。11日(日本時間12日)に本拠地で行われたパドレスとの地区シリーズ第5戦で9回を締めたブレイク・トライネン投手が、勝利の記念球を大谷に絡めて“価値”を高めようとするジョークを飛ばしているという。その内容を米記者が紹介した。

 米紙「ワシントン・ポスト」のチェルシー・ジェーンズ記者の投稿によると、パドレスとの第5戦で9回を締めてセーブを挙げたトライネンは、最後のウイニングボールを自身のロッカーに置いてあるという。そして「オオタニの初めてのポストシーズンでのシリーズにおける最後のアウト(の時のボール)と言うべきだと、彼は冗談として伝えた」としている。

 大谷の“付加価値”を語る理由として「ただ単にトライネンがプレーオフで記録したセーブ時のボールというよりも、粋に聞こえるからだ」としている。また、同記者によれば「トライネンの妻は、(第4戦が行われた)木曜日に第4子を出産した。そして金曜日に彼は第5戦を締めくくった」と綴った。

 第4子誕生とほぼ同じタイミングで第5戦を締めくくり、二重の喜びとなった36歳のトライネン。思い出深い“記念球”に対し、大谷人気にあやかってさらに自身の中でも価値を高めたくなったようだ。

(Full-Count編集部)

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