日本ハム、8年ぶりファイナルS進出 新庄監督歓喜…同点打の清宮は涙&水野が劇的決勝打

決勝打を放った日本ハム・水野達稀(右)を迎える新庄剛志監督【写真提供:産経新聞社】
決勝打を放った日本ハム・水野達稀(右)を迎える新庄剛志監督【写真提供:産経新聞社】

2勝1敗でロッテ破る…みずほPayPayドームで16日から鷹と対戦

■日本ハム 5ー2 ロッテ(14日・エスコンフィールド)

 日本ハムは14日、本拠地・エスコンフィールドで行われたロッテとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第3戦に勝利。2勝1敗とし、日本一になった2016年以来8年ぶりのファイナルステージ進出を決めた。みずほPayPayドームで16日からソフトバンクとの決戦に挑む。

 2-2で迎えた7回2死一、二塁。水野達稀内野手がロッテ先発・種市の153キロを捉えた。右中間を破る勝ち越しの2点三塁打。ベンチの新庄剛志監督も両腕を突き上げて喜びを表した。8回には右前打で出塁の清宮幸太郎内野手が二盗を決め、捕手の悪送球も重なり三進。2死後、万波中正外野手が左前適時打を放ちリードを3点に広げた。

 2回に2点を先制された。しかし、3回2死二、三塁で清宮が2点打を放ち、振り出しに。先発・北山亘基投手を継いだ田中正義投手が回またぎの投球で1回2/3を無失点に封じるなど、指揮官の執念采配が実った。

 第1戦に敗れ、第2戦も9回表まで1点リードを許したが、万波が起死回生の同点弾。延長10回に淺間大基外野手がサヨナラ打を放ち、望みをつないだ。この日も逆転勝利で、崖っぷちからソフトバンクへの挑戦権を手にした。

 新庄監督が就任して過去2年間は最下位。しかし今季は2位に躍進し、CSへの切符を掴んだ。今季のソフトバンクとの対戦成績は12勝12敗1分け。ファイナルステージはどんな結果になるだろうか。

(Full-Count編集部)

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