山本由伸「勝てたことが嬉しい」 5回途中2失点で勝利貢献「とにかく丁寧に」

メッツ戦に先発したドジャース・山本由伸【写真:ロイター】
メッツ戦に先発したドジャース・山本由伸【写真:ロイター】

チームは10点大勝でワールドシリーズ進出へ王手

【MLB】ドジャース 10ー2 メッツ(日本時間18日・ニューヨーク)

 ドジャースの山本由伸投手は17日(日本時間18日)、敵地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第4戦で先発。4回1/3を投げ8奪三振、4安打2失点と試合を作り、チームの勝利に貢献した。試合後には「とにかくこの試合に勝てたことが凄く嬉しく思います」と話した。

 大谷翔平投手の先頭打者弾でリードをもらって迎えた初回だったが、1死からマーク・ビエントス内野手に右中間へ同点ソロを被弾。それでも、初回1死のピート・アロンソ内野手から4者連続で空振り三振を奪い、2回まで5奪三振と上々の立ち上がりを見せた。

「初回から失点はしてしまったんですけど、何とかリードを守って次に繋げたので、最低限の仕事だったかもしれないですけど、とにかく試合に勝てたので良かった」

 3回には連打と四球で1死満塁のピンチを招き、併殺崩れの間に1点差に迫られた。5回は先頭のフランシスコ・アルバレス捕手に死球を与え、フランシスコ・リンドーア内野手から空振り三振を奪ったところで降板。最速は96.2マイル(約154.8キロ)だった。「一発打たれましたけど、一発のあるバッターがたくさんいたので、とにかく丁寧にコースを狙って投げました」。

 前回11日(同12日)のパドレスとの地区シリーズ第5戦では5回2安打無失点。ポストシーズン初勝利を挙げ、チームの地区シリーズ突破に貢献。この日の試合開始時は気温11.7度と寒い中だったが、試合を作った。

(Full-Count編集部)

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