ベッツが思い激白「誰が気にするんだ?」 “無安打”の大谷翔平は「20打席人間だっただけ」

ドジャースのムーキー・ベッツ【写真:小谷真弥】
ドジャースのムーキー・ベッツ【写真:小谷真弥】

ベッツが大谷について語る「彼は何度も期待に応えることをやってのけた」

 ドジャースのムーキー・ベッツ内野手が16日(日本時間17日)のリーグ優勝決定シリーズ第3戦後に取材に応じた。走者なしと得点圏の場面の成績に差がある大谷翔平投手について問われると、「誰が気にするんだ?」と一蹴した。

 大谷は今ポストシーズンで、走者ありの打席では9打数7安打の打率.778。得点圏になれば6打数5安打の打率.833に跳ね上がるが、走者なしでは22打数無安打となっている。

 第3戦では、この日初めて迎えた得点圏で豪快な3ランをマーク。一方で走者なしの場面では快音が響かず、大谷も「今日も四球は取れましたけど、それ以外の打席、もうちょっと出塁して後ろにいい形でつなげれば」と反省を口にしていた。

 大谷の打席をネクストから見ているベッツは、「なぜみんながショウヘイ(の走者あり無しの成績)について話題にしているのか、僕には分からない。彼はフィールドで最高の選手。走者がいない場面で安打を打っていないなんて、誰が気にするんだ?」と疑問を投げかけた。

「彼は何度も期待に応えることをやってのけた。20打席人間だっただけ。それがショウヘイ・オオタニだ」。チームを勝利へ導く大谷への信頼感は揺るがない。

(Full-Count編集部)

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