巨人の守備が「堅すぎる」 圧倒的33.7にファン納得…CS反撃の“原動力”「凄い数字」

巨人・吉川尚輝(左)と門脇誠【写真:小林靖】
巨人・吉川尚輝(左)と門脇誠【写真:小林靖】

DELTA社が守備力の数値を公表

 巨人は21日、東京ドームでDeNAとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第6戦に臨む。初戦から3連敗を喫したが、第5戦から2連勝でアドバンテージの1勝を含め3勝3敗のタイに戻した。チームを支える守備の堅さはデータでも示されており、リーグトップの数値に「凄い数字」「カッチカチやで」とファンも注目している。

 今季リーグ最少の58失策で優勝した巨人。圧倒的な高い守備力がチームを支えた。

 セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)によると、守備全般での貢献を示す数値UZRで、巨人の内野陣はリーグトップの「33.7」。2位の中日の「12.7」に大きく差をつけていた。

 20日のCSファイナルステージ第5戦では勝負どころで途中出場で三塁に入った増田大輝内野手や、遊撃で門脇誠内野手の勝負所でのビッグプレーがチームを救っていた。内野陣が強固であることを示した数値にSNS上には「これは嬉しい」「神のチーム」「守り勝った優勝」「守りが堅すぎる」といったコメントが並んでいた。

 怪我の影響でCSは欠場が続く吉川尚輝内野手や三塁での坂本勇人内野手の守備力もチームの大きな力となっている。

(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA http://deltagraphs.co.jp/
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』(https://1point02.jp/)も運営する。

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