“20年に1人の逸材”指名で「あかん楽天優勝」 5球団競合で鷲党興奮「激アツすぎる」
「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が24日に開催
24日に都内で開催された「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」で、明大・宗山塁内野手は1位指名を公表していた広島の他に西武、楽天、日本ハム、ソフトバンクの5球団が入札。くじ引きの末に楽天が交渉権を引き当てた。「激アツすぎる」「あかん楽天優勝」とファンからは歓喜の声が上がった。
宗山は1年の春季リーグからショートのレギュラーを掴み、東京六大学では通算86試合に出場。116安打、打率.342、10本塁打、59打点、7盗塁をマークしている。今年3月6、7日の欧州代表戦には大学生ながら「侍ジャパン」のトップチームに招集されたが、怪我のため出場機会はなかった。春季リーグは故障の影響で打率.174と苦しむも、秋季リーグでは打率.391と復調している。
各球団のスカウトは「(宗山を獲得できれば)10年どころか15年安泰」と評価する逸材。侍ジャパンの井端弘和監督からも「派手なプレーもできるし、手堅くも捕れる。大学生にして打球に応じ、いろいろな捕り方ができるところが一番の凄さかなと思います」と評し、「(プロでも)早い段階から主力を張れる選手だと思います。(阪神、ロッテで活躍した)鳥谷(敬氏)タイプかな」と表現されている。
今ドラフト会議では最多となる5球団が競合。楽天が逸材を引き当てると、「20年に1人の逸材、東北へ」「嬉しくてヤバい」「スゲ~」「プロ野球が盛り上がる」といった声や、「ウチに来て欲しかったけど頑張って」「悔しいけど応援しています」と他球団ファンからもエールが送られた。
(Full-Count編集部)