大谷翔平、ベッツ、フリーマンに“共通”する一流の証 ド軍同僚が激白した裏側

ドジャースのフレディ・フリーマン、大谷翔平、ムーキー・ベッツ(左から)【写真:ロイター】
ドジャースのフレディ・フリーマン、大谷翔平、ムーキー・ベッツ(左から)【写真:ロイター】

WS会見でド軍ナインが“ベッタニマン”に感謝

 一流のスターは、その立ち振る舞いも一流のようだ。ドジャースは28日(日本時間29日)から敵地ヤンキースタジアムでワールドシリーズを戦っている。試合前の会見では、米記者から大谷翔平投手、ムーキー・ベッツ内野手、フレディ・フリーマン内野手についての質問が飛んだ。ド軍ナインが共通して口にしたのは「エゴのなさ」だった。

 29日(同30日)の会見に登場したのは、26歳のギャビン・ラックス内野手だった。“ベッタニマン”の愛称で知られる、大谷・ベッツ・フリーマンのMVPトリオがなぜ共存できたかと問われると、ラックスは開口一番「彼ら全員にエゴがない」と語った。そして「彼ら3人全員が、結局のところ勝利を欲しがっているし、チームの最終的な目標もワールドシリーズを制覇することだ」と共通点を挙げた。

 さらに「彼ら3人全員が球界で最高の選手だ。だから、(共存できる)秘訣なんてないよ。エゴはなく、あるのは高い献身性と勝利への思いだ」と、その姿勢に感銘を受けていることも明かしている。

 また、ラックスと同じようにエゴのなさを指摘したのが、30日(同31日)の会見に登場したテオスカー・ヘルナンデス外野手だ。32歳主砲は「彼らの話し方、振る舞い、練習態度、毎試合の準備はアメージングだ」と脱帽し、「エゴがないんだ。彼らは(威張る振る舞いをするのではなく)クラブハウスにいるもう1人の選手だと思っているんだ」と、裏側でも謙虚な姿勢を見せていることに驚きを隠せなかった。

 大谷は2021・2023年にMVPを受賞。ドジャース加入1年目の今季も54本塁打&134打点の2冠に加え、前人未到の「50本塁打&50盗塁」を達成し、3度目の戴冠も期待されている。また、ベッツはレッドソックス時代の2018年に、フリーマンはブレーブス時代の2020年にMVPに輝いた。球界最高峰のスターでありながら、3人ともに人間性も非の打ち所がない。まさに一流は一流を知る、ということなのだろう。

(Full-Count編集部)

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