大谷翔平のMVPをジーター氏が“断言” 止まらぬ称賛…異次元の活躍に「目が離せない」

デレク・ジーター氏(左)とドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
デレク・ジーター氏(左)とドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

ジーター氏が大谷をひたすら激賞「彼は全てを成し遂げた」

 ドジャース加入1年目でワールドシリーズ制覇に大貢献した大谷翔平投手を、ヤンキースのレジェンドであるデレク・ジーター氏が絶賛した。とにかく激賞の嵐で、「彼はDH専門の選手として初のMVPを獲得する」と断言した。

 10年総額7億ドル(約1071億円)でドジャースに加入した大谷は、レギュラーシーズンで159試合に出場。打率.310、54本塁打、130打点で本塁打と打点の2冠王に輝いた他、前人未到の「54本塁打&59盗塁(54-59)」を記録した。ポストシーズンも全16試合に出場し、打率.230(61打数14安打)、3本塁打10打点。ワールドシリーズ第2戦で左肩を亜脱臼しながらも、最後まで出場を続け、4年ぶり8度目となる世界一の立役者となった。

 ヤンキース一筋2747試合に出場し、3465安打をマーク。ワールドシリーズ制覇を5度経験したジーター氏は米放送局「FOXスポーツ」が試合後に放送した番組で「彼は全てを成し遂げた。DH専属だから活躍を疑問視する声があった。ドジャースにとって、どれくらい価値のある選手になれるか(という声もあった)。彼はDH専属の選手として初のMVPを獲得する」と断言した。大谷はエンゼルス時代の2021、2023年にMVPを受賞。今年も選出されれば指名打者専門としては初、両リーグでMVPはフランク・ロビンソン(1961年レッズ、1966年オリオールズ)以来の快挙となる。

 ジーター氏はさらに「オオタニにとって、(今後の)挑戦はこれをまたできるかどうか。人々はまたやってくれるだろうと期待する。なので、またこの活躍をしなければいけない」と今後、ファンの期待はさらに高まると述べた。

“大谷賛歌”はこれだけにとどまらない。「彼は見ていて楽しい選手だ。いい選手、素晴らしい選手は目が離せない。オオタニはそうした選手だ。打席でもマウンドでも塁上でもそれは変わらない」と激賞。「野球界にとって素晴らしい存在だ。彼はこの国だけでなく、世界的なスター選手だ」とほめあげた。メジャーの歴史に名を残すスーパースターも、ひたすら称賛するばかりだった。

(Full-Count編集部)

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