和田毅は「追いかける存在」…NPB最年長の石川が惜別 後輩・青木宣親氏も「びっくり」

ヤクルト・石川雅規(左)と青木宣親【写真:小池義弘、小林靖】
ヤクルト・石川雅規(左)と青木宣親【写真:小池義弘、小林靖】

石川は和田の1学年上でNPB最年長、青木氏は早大の1年後輩にあたる

 ソフトバンクは5日、和田毅投手の現役引退を発表した。プロ生活22年で日米165勝を挙げた左腕の引退に、ヤクルトの石川雅規投手、今季限りで引退した青木宣親氏が球団を通じて惜別コメントを寄せた。

 44歳の石川は和田の1学年上でNPB最年長。同じ左腕で高校時代には甲子園で投げ合った。やはり今季限りで引退した青木氏は和田の1学年下で、早大の後輩に当たる。

 2人は球団を通じてコメントを発表。石川は「毅とは高校の時に甲子園で戦った時からの付き合いです。同世代の常にトップを走っていた投手で、私の方が年上なんですが、追いかける存在でした。もう一度、1軍のマウンドで投げ合い勝負したいという気持ちでしたが、実現できずに寂しいです。本当にお疲れ様でした」と心境を表した。

 青木氏は「本当にびっくりしています。同じ年に引退するとは思いませんでした。大学時代から、ひたむきに練習する姿がカッコよくて、こういう投手がプロにいって活躍するんだろうなと思っていました。これまで大変な努力を続けてこられたと思いますので、ゆっくり休んでください。一緒に野球をやれたことを誇りに思います。ありがとうございました」とコメントした。

(Full-Count編集部)

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