巨人は「それでも優勝できた」 断トツの下がり幅164→81…セ全体でも「-171」の衝撃

巨人・阿部慎之助監督【写真:矢口亨】
巨人・阿部慎之助監督【写真:矢口亨】

巨人は今季81本塁打…昨年よりも83本減

 2024年のセ・リーグは巨人が77勝59敗7分けで、4年ぶりのリーグ優勝を果たした。混戦を制し、最終的には2位の阪神に3.5ゲーム差をつけたが、意外な“激減”した数値があった。

 今季、巨人が放った本塁打数は81本だった。ヤクルトの103本、DeNAの101本に次ぐ3番目の数字だった。しかし特筆すべきは昨年からの減少数で、2023年シーズンは164本だっただけに半分以下に減っていた。

 巨人の次に減り幅が大きかったのは昨年の96本から今年52本の広島だった。さらにセ・リーグ6球団すべて本塁打数は前年より減少。昨年はセ・リーグ全体で643本で、今季は472本。実に171本もの本塁打が減っていた。なお、コロナ禍の影響で120試合制だった2020年はセ・リーグ全体で674本だった。

 今季の巨人でチームトップは岡本和真内野手の27本。丸佳浩外野手14本、エリエ・ヘルナンデス外野手の8本だった。本塁打激減ながらも優勝したことにファンも注目。SNS上には「それでも優勝できた」「野球はホームランじゃない」「主砲を補強しなくても優勝できる」「増えた球団は一つもない」といったコメントが並んでいた。

(Full-Count編集部)

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