佐々木朗希は「30球団がド軍に行くと信じている」 格安契約で争奪戦必至も…他球団は白旗か

ロッテ・佐々木朗希【写真:小林靖】
ロッテ・佐々木朗希【写真:小林靖】

マイナー契約しか結べないため格安契約「30球団が彼と契約しようとする」

 ロッテは9日、佐々木朗希投手のポスティングによるメジャーリーグ(MLB)への移籍に向けた手続きを開始すると発表した。25歳未満でのメジャー挑戦のため結べるのはマイナー契約のみとなる。米メディアによると、年明け1月15日以降に契約した場合は、契約金は最大でも750万ドル(約11億5000万円)と格安だ。米記者は「30球団が彼と契約しようとする」と争奪戦になると予想した。

 MLBと選手会が結んだ労使協定では、25歳未満の海外選手は契約金や年俸に制限があり、マイナー契約からスタートとなる。佐々木と同じ23歳でメジャー挑戦した現ドジャースの大谷翔平投手も契約金230万ドル(約3億5000万円)でエンゼルスとマイナー契約を結び、開幕前にメジャー契約を勝ち取った。

 言わば“格安”で佐々木を手に入れることができるため、米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は「30球団が彼と契約しようとするだろう」と明言。一方で、すでに複数のメディアはドジャースが最有力と見ている。同記者は続けて「ドジャースと契約すると、30球団は信じている」と綴った。

 左肩の手術で開幕に出遅れる可能性が出てきたが、来季は大谷が投手復帰予定。アンドリュー・フリードマン編成本部長は10月に来日し佐々木を視察するなど、獲得に本腰を入れている。大谷、山本、佐々木の日本人3人ローテが実現するのだろうか。

(Full-Count編集部)

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