大谷翔平、MVPの最終候補入り HR王&史上初50-50…両リーグ受賞の快挙なるか

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

159試合に出場して打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁、OPS1.036

 全米野球記者協会(BBWAA)が選出する各賞の最終候補3人が11日(日本時間12日)に発表され、ドジャースの大谷翔平投手がナ・リーグ最優秀選手賞(MVP)の候補に入った。最終候補入りはエンゼルス時代を含めて4年連続、ナ・リーグでは初となった。

 移籍1年目の今季は、159試合に出場して打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁、OPS1.036で本塁打&打点の2冠に輝いた。両リーグでの本塁打王は史上4人目の快挙。また史上初の「50本塁打&50盗塁(50-50)」を成し遂げ、日本人初のトリプルスリー(3割30本30盗塁)を達成するなど歴史的な1年となった。チームの4年ぶりワールドシリーズを制覇にも貢献した。

 大谷は2021年に9勝&46本塁打を記録し、自身初のMVPを満票で受賞した。昨季は投手として10勝、野手として打率.304、44本塁打、95打点の好成績をマークし、2年ぶりの受賞。2度目の満票MVPは史上初の快挙だった。

 そのほかの候補者は、152試合で打率.273、33本塁打、91打点、29盗塁の成績を収めたフランシスコ・リンドーア内野手(メッツ)と、136試合で打率.292、36本塁打、95打点のケテル・マルテ内野手(ダイヤモンドバックス)。受賞者は21日(同22日)に発表される。

(Full-Count編集部)

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