FAのソトがヤ軍“宿命のライバル”球団と接触 3時間の会談は「実り多い」…米報道

ヤンキースのフアン・ソト【写真:Getty Images】
ヤンキースのフアン・ソト【写真:Getty Images】

Rソックスから球団社長、会長、コーラ監督ら4人が出席したという

 ヤンキースからFAとなった26歳のフアン・ソト外野手が14日(日本時間15日)、レッドソックスと会談したと地元メディアが伝えた。具体的な条件提示はなかったが、レッドソックスによるプレゼンテーションにソトは感心していたという。

 レッドソックス地元メディア「Masslive.com」は「フアン・ソトとレッドソックスは南カリフォルニアでの3時間の実り多い会合でお互いを知る」との見出しで伝えた。記事によれば、レッドソックス側はサム・ケネディ球団社長、トム・ワーナー球団会長、クレイグ・ブレスロウCBO、アレックス・コーラ監督が出席した。ソト、代理人のスコット・ボラス氏らにチーム紹介することが目的で、会談は約3時間に及んだ。

 プレゼンテーションでは球団史やソトと同じドミニカ共和国出身のスター選手について触れた映像が含まれ、ソトは感心していたという。レッドソックスは今後の計画を提示し、近くメジャー昇格するトップ有望株らについても強調。オーナーグループとフェンウェイ・スポーツグループの概要についても詳しく触れた。一方、ソトは勝つことへのチームの関心度や選手の評価法、本拠地フェンウェイパークとその施設について知りたがった。

 今回の会談は初期的で情報を伝える内容だったため、球団側は金額や条件などは提示せず。正式なオファーはしなかった。ソトは来週頭まで南カリフォルニアに残り、他球団と会談する予定だという。レッドソックスはヤンキースと同地区で、ライバル心が強いことで知られる。今オフのFA市場で最大の目玉選手は、どんな選択をするだろうか。

(Full-Count編集部)

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