中1日で3回6K「バケモンすぎる」 脅威の“12.86”…侍J全勝呼んだ25歳は「MVPやね」

台湾戦に登板した侍ジャパン・北山亘基【写真:小林靖】
台湾戦に登板した侍ジャパン・北山亘基【写真:小林靖】

北山が6回から登板して2失点も、3回61球の力投で勝利投手となった

 野球日本代表「侍ジャパン」の北山亘基投手(日本ハム)は23日、「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」スーパーラウンドのチャイニーズ・タイペイ戦に3番手で登板して勝利投手となった。中1日の登板で2失点喫するも61球の力投に「バケモンすぎる」「スーパーラウンドのMVPあげてもいいくらい助かったわ」といった声が上がっている。

 7-3の6回から登板した北山は、この回1死から3連打を浴びて2点を失った。しかしここで切り替え、最後は151キロ直球で空振り三振を奪った。7、8回は打者6人を無安打。7回1死からフォークで空振り三振を奪ったパン・ジェカイは、お手上げといった表情で首を横に振った。また8回はアウト3つを全て三振で奪うキレキレぶりだった。

 今大会は4試合で計7イニングを投げ3失点、防御率3.86ながら、奪三振率は12.86を誇る右腕。さらにスーパーラウンドでは21日の米国戦で1回20球を投げ無失点。そこから中1日でこの日も腕を振るなど、全勝で決勝進出を決めたチームに貢献している。

 SNS上では「カットボールよかったなぁ」「チェンジアップえぐ」「ストレート見ていて気持ちいい」「北山に助けられたわ……ありがとうございます」「北山くん7、8回天才的なピッチングだったなあ〜」「北山はテンポがいいなぁ」「今日の試合の意味を考えるとMVPは北山やね」などと感謝するコメントが相次いだ。

【実際の映像】空振り三振の台湾打者も首振り“お手上げ” 侍J25歳のキレキレ投球

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