ド軍、侍Jに劇勝献上の守護神獲得へ 米報道…防御率6.53も期待される“再生工場”
ジオバニー・ガイエゴスはカージナルスで2022年まで守護神
ドジャースが、カージナルスでかつて守護神を務めていたジオバニー・ガイエゴスとマイナー契約を結ぶと23日(日本時間24日)、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」のスティーブ・アダムス記者が報じた。
スプリングトレーニングの招待付きで、MLBに昇格した場合250万ドル(約3億8700万円)の基本給に150万ドル(約2億3200万円)の出来高が支払われるという。また、契約には3回のオプトアウト権が付随する。
同サイトの別記事では、3回のオプトアウト権について「ドジャースが昇格させる気がない場合、ガイエゴスに(移籍先の)自由を与える為だ」と説明。右腕は2019年から2022年までカージナルス守護神として活躍。2023年から成績を落とし、奪三振率と被本塁打率が大きく悪化したと紹介した。今季は肩の故障により、カージナルスが8月にDFA、その後リリースした。
昨春はメキシコ代表の守護神としてWBCに出場。準決勝の日本代表戦では、9回に大谷翔平投手(現ドジャース)に二塁打を浴びたのをきっかけにピンチを招き、最後は村上宗隆内野手(ヤクルト)にサヨナラ打を浴び5-6で敗れた。
今季は21登板で防御率6.53ながら、通算では311登板で78ホールド45セーブ、防御率3.49。「この2年間成績は下降しているが、ドジャースには投手を再生してきた実績がある。コーチや育成担当が、直近に怪我をした右腕を修正できれば、安価で2025年シーズンのブルペンを支えてくれるだろう。もしかしたら、試合終盤でも起用できるかもしれない」。これまでエバン・フィリップス、アンソニー・バンダ、ライアン・ブレイシア、アレックス・ベシア、ブレント・ハニーウェルらのリリーフを再生させた実績があり、ガイエゴスの復活にも期待を込めた。
(Full-Count編集部)