ソト獲得への“追い風”か…大谷翔平の契約形態 米記者指摘、ド軍は「約束を厳守している」

ヤンキースからFAとなっているフアン・ソト【写真:ロイター】
ヤンキースからFAとなっているフアン・ソト【写真:ロイター】

大谷との後払い契約は「才能ある選手の補強を約束した」

 ヤンキースからFAになったフアン・ソト外野手は来季、どの球団のユニホームを着るのか。ヤンキースやドジャースなどによる大争奪戦が展開されている中、米メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は大谷翔平投手が生み出した資金で、ソトに条件を提示したと伝えた。

 カムラス氏は自身のX(旧ツイッター)を更新。「ショウヘイ・オオタニが7億ドル(約1077億円)のうち97%を後払いする契約を結んだということは、ドジャースは才能ある選手の補強を約束したということでもあった」と指摘。「報道によると、彼らはフアン・ソトに契約を提示したようだ。すなわち、彼ら(ドジャース)は(大谷と交わした)約束を厳守しているということだ」と伝えた。

 大谷は昨オフ、10年総額7億ドル(約1077億円)でドジャースに入団。そのうちの97%に当たる6億8000万ドル(約1047億円)を後払いにした。これにより、ペイロールに余裕を作り、他選手の補強に資金を充てられるようにした。ソトの契約も1000億円規模と予想されているが、大谷の契約形態がドジャースの参戦を可能にしたと述べている。

 ソトを巡っては、ブルージェイズ、レッドソックス、メッツが早々に面談を実施。18日(同19日)にはヤンキース、19日(同20日)にはドジャースと会談したと米メディアが報じている。フィリーズも触手を伸ばしているとされ、大争奪戦の様相となっている。今オフのFA市場で最大の目玉をどんな決断を下すだろうか。

(Full-Count編集部)

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