大幅減俸の西武32歳「来季ダメならもう」 手術→育成契約…復活へ示した危機感
西武の森脇は1600万円減で契約を更改した
西武・森脇亮介投手が26日、球団事務所で契約更改交渉に臨み、1600万円減の来季年俸2000万円(金額は推定)でサインした。昨年8月に「右上腕動脈閉鎖症」の手術を受け、今季は育成選手としてリハビリに励み、7月に実戦復帰を果たした32歳は「来季ダメならもう、一区切りという感じになってしまう」と復活への決意を示した。
森脇は2018年ドラフト6位でセガサミーから入団。1年目に29試合に登板すると、2年目の2020年からは3年連続40試合以上に登板するなど中継ぎ右腕として活躍。2023年も7月の時点で31試合に登板し、防御率1.95と順調に結果を残してきたが、「右上腕動脈閉塞症」と診断されて離脱。8月に手術を受け、同年オフに育成契約を結んでいた。
今季は7月3日にイースタン・リーグの日本ハム戦で復帰登板。9月24日のヤクルト戦でも登板し、2軍での成績は2試合の登板で1回1安打、2四球の無失点だった。2025年シーズンでの本格復帰を目指す。
「来季ダメならもう、一区切りという感じになってしまうと思う。最後のシーズンにならないように頑張りたい」と力強く語った。「球団からも『勝負の年。なんとしても支配下に戻って頑張ってほしい』と言われました。捲土重来で、また活躍できるように頑張りたい」と、32歳のイケメン右腕が不退転の決意を示した。
(Full-Count編集部)