中日23歳の美技が「めちゃくちゃ綺麗」 驚愕の身のこなし…躍動ドラ3は「完璧だぁ」
台湾WLに参加中の中日のドラ3・辻本
中日のドラフト3位ルーキー、辻本倫太郎内野手が、台湾で開催されている「2024アジアウインターベースボールリーグ(WL)」に参加。27日の試合に「1番・二塁」で出場し、鮮やかな好守を披露すると「美しい」「めちゃくちゃ綺麗」などと称賛する声が寄せられている。
NPBレッドの一員として出場した辻本は5点リードで迎えた9回無死一、二塁のピンチで台湾チームの左打者が放った一、二塁間への強烈なゴロをスライディングキャッチ。すぐさま体を反転させて二塁へ正確な送球。「4-6-3」のダブルプレーを完成させて窮地を救った。場内からは歓声があがり、打者はヘルメットを叩きつけんばかりの悔しさをにじませていた。
昨年のドラフトで3位指名で仙台大から入団。1軍では13試合の出場にとどまったが、2軍では90試合に出場。打率.227と打撃に課題は残すものの、セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)によると、守備全般での貢献を示すUZRは二塁手(54試合)ではチーム2位の「5.7」。遊撃手(29試合)は同トップの「3.1」と安定した守備力を示している。
DAZNが公式X(旧ツイッター)に「見事なスライディングキャッチ」とのコメントをつけて辻本の守備映像を投稿。「補ってからスムーズ」「ええぞ〜」「安定してきた」「完璧だぁ」「なんでそんな体勢から」といった声があがっていた。
中日の二塁手といえば、今季は田中幹也、板山祐太郎、山本泰寛らが中心となって出場した。ライバルの壁は高いが来季2年目を迎える23歳がポジション争いに加わってくるのか注目される。