17歳高校生が“トラウト超え”の衝撃 電光掲示板を破壊…米震撼の166m弾
テキサス州の高校に通うイーストン・オートレーが166メートルの衝撃弾
10歳から18歳を対象としたホームランダービー「パワー・ショーケース」がレンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドで26日(日本時間27日)に行われ、17歳の少年が何と544フィート(約165.8)メートルの一発を放った。金属バットを使用したとはいえ、2020年に開場した同球場ではエンゼルスのマイク・トラウト外野手らを超え、最長だという。
MLB公式サイトによると、衝撃の特大アーチを放ったのはテキサス州の高校に通う17歳の高校生、イーストン・オートレー。「パワー・ショーケースで完璧なムーンショットを披露した。テキサス大学オースティン校に進学予定の少年は(合計)14本塁打を放った。そのうちの1本は544フィート(約165.8メートル)で電光掲示板を直撃した」と伝えた。
同球場での最長本塁打は2021年のセス・ブラウン(アスレチックス)、2022年のマイク・トラウト(エンゼルス)が記録した472フィート(約143.9メートル)。この日は金属バットが使用されたとはいえ、約40フィート(約12.2メートル)も差がある。MLBが運営するデータサイト「スタットキャスト」によると、オールスターのホームランダービーでもフアン・ソト外野手(ヤンキースからFA、当時ナショナルズ)が2021年にクアーズ・フィールドで放った520フィート(約158.5メートル)が最長で、こちらも24フィート(約7.3メートル)も差がある。
トッププロスペクトとして知られるオートレーはこの日、右翼席上方にある電光掲示板に2度直撃させた。プレスリリースのレポートによると、球場の全ての階に本塁打を打ったという。
「パワー・ショーケース」は公式インスタグラムに動画を投稿。「1本ではなく、2本も電光掲示板に直撃した! この544フィートのムーンショットは大会新記録だ! この名前を覚えておくように。野球界の将来がここにいる」と綴った。17歳の逸材は今後、どんな選手に成長していくだろうか。