鈴木博志が履くシューズに深い意味 現役ドラフトでプレゼント…古巣の愛情に「恩返し」
オリックス・鈴木博志【写真:北野正樹】鈴木博志の“足元”に感じる古巣からの愛情
身体能力の維持は足元からだった。昨オフに中日から現役ドラフトで移籍し、中継ぎで存在感を示したオリックス・鈴木博志投手が、中日・落合英二2軍投手兼育成コーチ(来季から2軍監督)から贈られたランニングシューズで、トレーニングに励んでいる。
「『お前には何もいい思いをさせてやれなかったからなあ』と、自分の名前が入ったシューズをいただいたんです。チームを離れたのに、そう言ってもらえてありがたかったですね」。鈴木が感慨深げにその場面を振り返った。
今年3月初旬、2軍の春季教育リーグの中日戦で訪れたナゴヤ球場での出来事だった。出会った落合コーチが「eiji77」と刺?が入ったランニングシューズをそっと鈴木に手渡した。使い込んだ鈴木の足元を見ての行動だったのだろう。落合コーチとは2022年から1軍ヘッド兼投手コーチに就任した2年間しか接点はなかったが「試合で名古屋に来れば、いつでもプレゼントするよ」という言葉に、胸が熱くなった。
(北野正樹 / Masaki Kitano)
