大谷翔平、また手にした“勲章” 世界でわずか63人だけ…米紙が称賛した「自己表現」
「NYタイムズ」選出の「2024年最もスタイリッシュな63人」
ドジャース・大谷翔平投手は今季、ドジャース加入1年目から54本塁打&134打点の2冠を手にしただけでなく、チームを世界一に導き、自身3度目のMVPも受賞した。数々の名誉ある賞を総なめにしてきたが、米有力紙からは新しい“称号”も与えられたようだ。
米紙「ニューヨーク・タイムズ」は5日(日本時間6日)、「2024年最もスタイリッシュな63人」と題した記事を寄稿。「選挙の年、オリンピックの年。そんな中、これらの人々、キャラクター、物事が際立っていた」と綴った。
“選ばれし”63人については「この63人は順不同だが、『2024年』と聞いて想像する際に思い浮かぶかもしれない人として挙げられている」とし、今年の“顔”だという。同紙は「スタイル」とは主観的なものとしつつ「それぞれが私たちの目を奪い、着る服や生き方または個人的なスタイルや自己表現へのアプローチについて私たちに考えさせ、語らせた」とした。生活様式、表現方法における影響力などが判断基準だったようだ。
そして“栄えある賞”に、球界から唯一選ばれたのが大谷だった。同紙は「ロサンゼルス・ドジャースとの契約初年度、このスーパースターの二刀流選手は、チームをワールドシリーズ優勝に導き、メジャーリーグ史上初の『50本塁打-50盗塁』を達成し、ナ・リーグMVPに選ばれた。そして、彼は(投手として)まだ投げてもいない」と選出理由に言及。投手としてプレーせず、まだ本来の価値の“半分”でも偉業を成し遂げたことを評価したようだ。
大谷は今季、MVPだけでなく卓越した打者をファン投票などで選出する「ハンク・アーロン賞」、最も活躍した指名打者(DH)に贈られる「エドガー・マルティネス賞」なども受賞するなど、“16冠”を達成。また偉業が彩られた形となった。
(Full-Count編集部)