389億円男はド軍に“不要”「マンシーの方がはるかに良い」 球界の噂に物申すご意見番
ド軍への移籍の可能性が報じられているカージナルスのアレナド
ドジャースは今オフ、通算1826安打&341本塁打を誇り、ゴールドグラブを10度受賞している三塁手のノーラン・アレナド内野手(カージナルス)をトレードで獲得する可能性が報じられている。しかし、米スポーツ局「ESPN」のラジオ番組にも出演し、ドジャースについての“ご意見番”的存在として知られるブレイク・ハリス氏が“待った”。マックス・マンシー内野手の方が良いと語っている。
33歳のアレナドは2019年2月にロッキーズと8年総額2億6000万ドル(約389億9000万円)で契約延長し、2021年2月にトレードでカージナルスへ移籍した。「ESPN」のバスター・オルニー記者は、残る6400万ドル(約95億9800万円)の支払いについて「カージナルスが年俸の一部を持つか、トレード相手のチームが動かしたい(選手の)契約の一部を引き継がなくてはならないことが予想される」と指摘している。
ハリス氏は自身のX(旧ツイッター)で、オルニー氏の報道に言及した上で持論を展開。「これは単なる噂だとわかっている。しかしながら、その適合性が全くわからない。2024年、打者としてアレナドよりマンシーの方がはるかに良かったし、彼(マンシー)の方が断然安い」と綴った。
さらに「マンシーは間違いなく二塁には戻らない。アレナド獲得が理に適う唯一の方法は、2人目の指名打者を(ルールに)追加するかどうかによる」とも記している。
34歳のマンシーは今季、故障の影響で73試合出場にとどまったが、打率.232、15本塁打、48打点をマークした。この2年間は二塁でプレーをしていない。果たしてアレナド加入の可能性はあるのか。今後の動向が注目される。
(Full-Count編集部)