273億円男の“大谷発言”にド軍メディア注目「側にいたい」 勧誘せずも光る存在感

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

スネルが入団会見で発した大谷翔平に関する発言に米メディア注目

 ジャイアンツからFAとなっていたブレイク・スネル投手は5年1億8200万ドル(約273億円)の大型契約でドジャース入りした。3日(日本時間4日)にはドジャースタジアムで入団会見が行われ、「本当に簡単な決断だった」と移籍を決めるまでの経緯を振り返った。

 2度のサイ・ヤング賞を誇る左腕は、大谷翔平投手に関する質問も受け、「ショウヘイがキャリアの中でやってきたあらゆることは、本当にアメージングだよ。最高レベルの選手になろうとする時に、彼のような選手の側にいたい(プレーしたい)と思うものだ。だから大きな役割を果たしたね」と答えた。ドジャース地元メディア「ドジャー・ブルー」はこの発言に注目。「ブレイク・スネル:ショウヘイ・オオタニは側にいたいタイプの選手」との見出しで、大谷が入団のきっかけになったと伝えた。

「ショウヘイ・オオタニはスネルを活発に勧誘したわけではなかったが、それでもドジャースと5年1億8200万ドル契約を結ぶ1つの要因となった。強豪チームに加わりワールドシリーズに向けて戦うチャンスを得ることは、スネルにとって大きなきっかけだった」

 昨オフ、ドジャース入りした大谷はオリックスからメジャー移籍を目指した山本由伸投手の面談に同席。レイズからトレード獲得し長期契約交渉をしていた剛腕タイラー・グラスノーにはビデオメッセージ。「あなたのために本塁打を打つ」と送った。チームメートになる男たちにとって、大谷は大きな存在となっているようだ。

(Full-Count編集部)

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