ついに残りはイチロー氏だけ…満票レースで251勝左腕は脱落 明らかになった「13/13」

マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:ロイター】
マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:ロイター】

イチロー氏の殿堂入り投票の途中経過が公開

 イチロー氏は2025年の米国野球殿堂入り候補者に挙がっている。11月18日(日本時間19日)に候補入りしてから3週間。焦点は2019年マリアノ・リベラ氏以来、史上2人目の満票選出となるかだが、着実に前進しているようだ。

 MLB公式サイトや米主要メディアも活用する殿堂入り投票のトラッキングサイト「Baseball Hall of Fame Vote Tracker」は、進捗状況を公開。8日(同9日)時点で13人の投票者が投票結果を明かしており、イチロー氏は11月29日(同30日)に続いて「100%」をキープ。まだ“開票率”は3.4%となっているが、29日時点で100%だった通算251勝のCC・サバシア氏は「92.3%」となった。

 米野球殿堂入りは、メジャーで10年以上プレーした選手が引退から5年で資格を得る。全米野球記者協会に10年以上連続で所属する記者による投票で決定。有資格者から最大10人まで投票でき、全投票数の75パーセント以上を集めると、殿堂入りとなる。現時点ではイチロー氏、サバシア氏に加え、歴代6位の通算422セーブを挙げたビリー・ワグナー氏(84.6%)が当確圏内にいる。

 デレク・ジーター氏は1票、ケン・グリフィーJr.氏は3票足りずに満票を逃している。野手史上初の快挙となるか注目が集まる。投票の結果は来年1月21日(同22日)に発表される予定だ。

(Full-Count編集部)

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